そよそよと爽やかな風に吹かれ揺れる草原。
草原の奥先には、街並みがさらに広がっていた。
見晴らしの綺麗な草原の中で、団服を纏い、長い黒髪を揺れる草と同じようになびかせているリナリ
ーがいた。
彼女は広い草原の中に一人で座って景色を眺めていた。
「神田とラビ、まだかなぁ」
今回の任務はリナリー一人ではなく、神田とラビの三人一緒で任務に出ていた。
任務が終わり駅まで行く途中で、ラビと神田が街に用があると言うとリナリーを置いてさっさと行っ
てしまったのであった。
リナリーは仕方なく、草原で二人の帰りを待っていた。
待っていて数十分。遠くのほうに二人分の人影が見えてきた。
片方がこっちに向かって手を振りながら掛けて来る。もう一人もその後を付いていく。
「おーいっ!ただいまさーーーっ!」
リナリーの傍まで駆け寄ると、軽く息をしながら笑顔を見せた。
「お待たせして悪かったさ」
その姿にクスリと笑いながら"お帰り"と迎える。教団外でこの言葉を使うのは珍しかった。
「二人とも何してきたの?」
特に何をしてくるとも言わずに行ってしまっていたので気になっていた疑問を問いかけると、二人は
目を合わせ、お互い合図を送りあうと一斉に手をリナリーに出した。

「Happy Birthday!リナリー」

ラビと神田の手には小さな花束と、神田の手には小さな白い箱が握られていた。
「これは・・・」
「今日、お前の誕生日だろ?任務でほとんど潰れたがこれ位はしないとな」
「ちなみにユウが持っている箱の中にはリボンの髪留めが入ってるさ♪」
「二人とも・・・。ありがとう」
まだ突然の事で驚きが隠せないが、今の嬉しさをめい一杯感謝の言葉と笑顔に詰めた。









数時間で完成なんてムリでした。。。っ汗
話かなりグダグダですみません。というかコレ小説なのかすら危うい!
絶対にリメイクしてアップします(いつになるか分からないけど)
そういえばアレンの誕生日小説も最後が書けていなかった!;早く書かないと。

そしてこのお話に出てきた神田からの"リボン"は、これからうちのとこのリナリーのキーパーソンア
イテムになると思われます。
ちなみにこれはリナリーが15歳という事で。。。!アレンが来る一年前ですね。

とりあえずハッピーバースデー☆リナリーっ♪(>д<)
08.2.20